どうも、のべろです。
ココナラで、小説やプロットへの講評サービスを始めました。
男性向けラノベ新人賞専門*小説を講評します 新人賞複数受賞のプロ作家による実践的アドバイス(通話あり) 男性向けラノベ新人賞専門*プロットを講評します 新人賞複数受賞のプロ作家による実践的アドバイス(通話あり)本記事では、サービス内容の詳細を案内しています。
男性向けラノベの現役プロ作家が通話で相談に乗ります 創作の悩み、新人賞攻略、作品のブラッシュアップ……何でもOK
原稿に対してプロによる個別のアドバイスがもらえること、
グッとプロ感覚に近づく踏み込んだ指摘がもらえることを考えれば、
すごく大きな成長機会になると思っています。
このサービスが自分にとって本当に必要なのか、
記事を読んで検討してみてください。
少なくとも僕は、
自信を持ってこのサービスを提供しています。
何より僕自身、
こういったプロの意見によって大きく成長できた過去があります。
独学でぶつかった壁
僕が小説を書き始めたのは大学生の頃でした。
京大の文系学部で、時間は有り余っており、
しかし本気で打ち込みたいものが見つからない。
そんな時にライトノベルと出会い、
「自分もこんな風に面白い物語を作ってみたい」と思って筆をとりました。
時間だけはあったので、
たくさんのライトノベルを読みましたし、
ハリウッド脚本術のような創作指南書も読みました。
その理論を活かして小説を書き、新人賞に応募し、
初投稿では二次選考を突破し、上位5%まで選考で残る上々の結果。
プロになるのは時間の問題だと思っていました。
しかし僕は大きな壁にぶつかります。
新しい作品をどれだけ書いても、
初投稿で出した結果を超えることができませんでした。
(今思うと初投稿の上位5%は完全にビギナーズラックでした)
ライトノベルをたくさん読んでるはずなのに、
創作指南書で学んだ理論もしっかり使えているはずなのに、
なぜかうまくいかない。
行き詰まりを感じた僕は、
自分の書いた原稿を他の人に読んでもらうことにしました。
人によっては、
「何で今まで読んでもらってなかったんだよ」
と思われるかもしれません。
ですが、僕の気持ちがわかってくれる人もいると思います。
「自分の作品を読んでもらうなんて恥ずかしい」
「ボロボロに言われたらどうしよう」
そんな不安もありましたし、
「自分の力だけでプロになりたい」
という気持ちもあったので、
負けを認めるような気がして嫌でした。
……本当に今思うと、
すごく的外れな考えをしていましたね。
ここにたどり着くまでの時間がもったいなかったです。
自分の考えが間違っていたことを知る
それから僕は、プロアマ問わず
いろんな人に自分の作品を読んでもらいました。
初めのうちは、同じくプロを目指すアマチュア作家に。
読み合いという形で、こちらも相手の原稿を読み、批評を返します。
これについてはどちらかといえば、
自分が相手を批評することによって力がつきました。
物語を構造的に捉えて言語化するというアウトプットを重ねることで、
自分の中に理論が出来上がっていったわけですね。
もちろん相手からもらった意見も参考になるものはありましたが、
玉石混交の感は否めません。
そのうちに、
「やはりプロに見てもらう方が学びになるのでは」と考えていきました。
そのようなサービスは高額ですが、当時の僕は
今回僕が始めたような講評サービスも積極的に利用しました。
大学生だったので、お金に余裕があったわけではありません。
ですが、
ライトノベル作家になること、
新人賞を受賞することは
心に決めていました。
新人賞を獲って出版に至れば、
何十万もの印税が入ってきますし、
もちろん長く続ければ何百万円、それ以上を稼ぐことになります。
そう考えれば、今の段階で投資する数万円など誤差です。
少しでも成長速度を早める方がよっぽど大事だと考えました。
その決断のおかげで、
僕はバイトで貯めたお金を使ってプロの作家や編集者に原稿を見てもらい……
自分の考え方が間違っていたことを知っていきました。
ここではあえて「間違い」という強い言葉を使っています。
創作に正解はないとはいえど、
ライトノベルというジャンルがあり、
また新人賞が賞レースである以上、
セオリーは確かに存在します。
そしてプロたちは、
物語やライトノベルに関する優れた感覚を持っています。
会話を重ねてその感覚を吸収できたおかげで、
独学の頃には絶対に手に入らなかったような実力を身につけることができていきました。
今の自分がいるのは先人たちの知恵のおかげです。
人に原稿を見せるという決断をあの時にしていなければ、
作家になることはできなかったかもしれないし、
なれたとしても数年遅れだったことは確実でしょう。
良い講評とは何か
ここからは僕の、
講評に対する考え方を話します。
上述の通り、僕はアマチュア時代に何度も講評を受けてきたわけですが、
一口にプロの意見と言っても、振り返ってみれば
実力向上に大きく役立ったものとそうでないものがあります。
役に立たなかったのは、
当たり障りのない無難な講評です。
極端な例を出すなら、
例えば誤字脱字や物語上の矛盾を指摘するのは簡単です。
合っているか間違っているかがはっきりしているし、
作家もすぐにその間違いを認めるので、波が立ちません。
ですが、その好評で作家の実力が上がるかというと、
そうならないのはお分かりいただけると思います。
さすがにこれは極端ですが、
分かりやすい間違いだけを指摘したり、
書き手が大切にしている部分は指摘しなかったり、
そういう講評は無難です。
こういう講評は特に、
作家のペンネームが分かっていたり、
編集者の所属する編集部が分かっていたり、
講評者の身分が公開されているときに起こりがちです。
踏み込みすぎた批評をして悪評が広まったりすると大変です。
新人賞で送られる評価シートも、
また応募してもらえるように優しく書くことが多いですね。
ですが作家にとって本当に必要な講評とは、
意識レベルや感覚レベルで間違っている部分への指摘です。
そういった指摘はその作品だけでなく、
どんな作品を書くときにも共通して役立ちます。
だから僕は講評をするときは
書き手の感覚を変える、成長させる
ことを意識しています。
そう考えると、時には
作品の根本を問い直すような指摘や、
書き手の意識にまで踏み込む指摘も必要です。
作者の「やりたいこと」にNOを突きつけなければならないこともあるでしょう。
こういう指摘は優しい人ほどできないですし、
僕も心苦しく思うことはあります。
ですが、そうしないと作家は成長できないことを身をもって知っています。
だから、このサービスで僕が提供するのは
「僕がアマチュア時代、本当に受けたかった講評」です。
これは本ブログの運用方針でもありますが、
講評サービスでも同じく、妥協のないクオリティで提供します。
のべろの実力は? 講評のサンプル
ここで問題になるのは、
僕(のべろ)が講評を受けるに値する人物かということでしょう。
そこで参考にしていただきたいのは、
読者さんの新人賞落選作を批評したこちらの記事です。
「このサービスでどんな講評をもらえるの?」という疑問に対しては、
こちらを読んでいくのが一番わかりやすいです。
ストーリーや構成に関する技術的な指摘はもちろんのこと、
作家がやりたかったことがなぜダメなのか、
そこまで踏み込んで批評しています。
もちろん否定するだけではなく、改善案もつけています。
こういった批評はおそらく、
受ける側として少なからず痛みを伴うものです。
何より、正しすぎて言い訳の余地がありません。
ですがその痛みは、成長にとって必要なものだと僕は思います。
講評サービスの内容
それでは具体的な講評サービスの案内に移っていきます。
小説本文コース
小説本文を講評するコースです。
4万字までを基本料金として、
それ以上場合は文字数に応じて追加料金がかかります。
一応文字数で分けているので、
途中まで書いて詰まった作品でも受け付けますが、
すでに書き上がった作品、応募した作品で利用するのがおすすめです。
作品全体の中から、
特に大きな問題、変えるべき感覚をズバッと指摘します。
原稿をお送りいただいた後は、
こちらから講評シートをお返しします。
また、原稿を読みながらリアルタイムで書いた読書メモもお返しします。
それらの内容について疑問があれば、
チャットによるやり取りで補足します。
プロットコース
小説本文ではなく、プロットを講評するコースです。
本文を読む労力がない分、
小説本文コースよりも割安になっています。
プロットを作る方限定にはなってしまうのですが、
未完成の作品の場合はこちらがおすすめです。
僕はアマチュア時代からずっと、
プロットをしっかり作り込む作家でしたし、
もちろんプロになってからも、担当編集者としっかりプロットを詰めてから執筆に臨んでいます。
文章力だけは小説本文を読まないと判断できませんが、
ストーリーや構成、キャラクター配置といった技術の問題は
そのほとんどがプロット段階で判定できます。
なので、本文を書き始める前に
一度チェックしておくことをおすすめします。
もちろん本文執筆の前準備だけではなく、
時折各所で開催されているプロットコンテストに応募する作品のブラッシュアップもOKです。
通話相談オプション(両コース共通)
両コース共通で、批評シートを受け取った後に
通話によって相談に乗るオプションを用意しています。
主に想定しているのは、
その作品をさらにブラッシュアップするための壁打ちです。
直接対話をすることで、
作家の考えも汲み取りながら改善策を考えていきます。
論理的に話すので、
アイデアを出すための考え方などもどんどん盗んでください。
通話は、1時間コースと2時間コースの二つです。
ちなみに、作家さんと作品のアイデアについて相談することもあるのですが、
1冊分の相談となると、2時間ぐらいあっという間です。
もし時間が余った場合は、
その作品と関係のない相談なども応じます。
通話のイメージを持っていただくため、動画も撮ってみました。
声は加工していますが、のべろの雰囲気を感じて頂ければと思います。
一作のみ受付
以上がサービスの内容です。
そして、小説本文コースとプロットコースについては、
1回あたり1件のみ対応します。
つまり、誰かがサービスを受けている間、
そちらの講評が終わるまで新規の申し込みはできません。
かなり力を入れて読み込んでいるので、
クオリティを重視するため数を絞っています。
何卒ご了承ください。
このサービスをオススメする人、しない人
このサービスに向いているのは以下のような人です
- 男性向けライトノベル新人賞での受賞を目指している
→是非お任せください。のべろ自身複数回の受賞経験があり、新人賞に特化したアドバイスもできます。 - カクヨムコンなどのWebコンテストでの受賞を目指している
→編集者による審査がメインとなるウェブコンテストは、新人賞と攻略方法が似ています。こちらでもかなり有用なアドバイスができるかと。 - プロになると心に決めている
→アマチュア時代の僕がこれでした。どうせプロになると決めているのなら、成長するのは早い方がいいです。 - 上の批評記事を読んで「これを受ければ成長できる」と直観した
→何より分かりやすい指標です。是非一読してみてください。
自分の作品の弱点に自分で気づくことの難しさを感じていただけるはずです。
逆に、本サービスが向いていないのは以下の人です。
- 実力を向上させるためのアドバイスではなく、執筆のモチベーションを上げるような感想が欲しい
→本サービスの趣旨とは異なります。世の中にはそういうサービスもありますので、探してみてください。 - 今のやり方を続けていれば運次第で受賞する、とすでに確信できている
→逆に、今の実力が十分にある場合はおすすめしません。
僕もこの確信が持てていた時代、プロになる直前に、5万円ほど払ってプロ作家の方から講評サービスを受けたのですが、「十分商業レベルに達している」との評価。真摯にご講評いただけたものの、「5万円の価値はなかったかも……」と思ってしまいました。
当然ながら、現時点での実力が低いほど、講評サービスを受けたときの伸び幅は大きくなります。
まとめ
サービスの案内は以上です。
自分にとってこのサービスが必要かどうか、判断いただけたでしょうか。
もし質問などあれば、この記事にコメントをいただければ回答いたします。
本気の人だけ来てください。僕も本気で応えます。
そうしてプロになるような方が出てきてくれれば、何よりも嬉しいですね。
以下にココナラへのリンクを貼っておきます。
それでは、ココナラでお待ちしています。
※のべろが忙しいときはサービスが「受付終了」になっていることもありますが、
じきに再開しますので、お気に入り登録しておいていただくのがオススメです。
Q&A
- 講評サービスを受ければ確実に受賞できますか?
-
結果の保証などはできません。新人賞には運も絡みますし、僕ができるのは実力を高めるお手伝いまでです。
- Web投稿作品を見てもらうことはできますか?
-
「ポイントや☆を多く稼いでランキングに載り、書籍を狙う」場合はあまりおすすめしません。
Web投稿サイトのランキング攻略は新人賞とやり方が大きく異なるためです。
一方で、カクヨムコンなど、編集者による審査がメインとなるコンテストは、新人賞とかなり似ています。こちらであればぜひご依頼ください。
- 男性向けラノベ以外のジャンルを見てもらうことはできますか?
-
可能ですが、おすすめしません。
物語の構造などについての指摘はできますが、知識として知ってはいても書いたことはないので、そのジャンルならではの感覚が鈍いです。
申し込む際はご了承の上でお願いします。
コメントはお気軽にどうぞ