どうも、のべろです。
最近はブログを更新していませんでしたが、
noteの方に注力していました。
「ライトノベル技術体系」と題し、
面白いライトノベルを書くための技術を体系化して行っています。
最初の記事から順番に読んでいってもらうことで
ラノベを深く理解できるようになるはずです。
長い道のりですが、
完成を目指して少しずつ書き進めているので、
どうぞお役立てください。
そして同時に行っていたのが、
以前にブログでも案内した
ラノベ新人賞応募者向けの講評サービスです。
小説本文コースとプロットコース、
それぞれ一件ずつの依頼を受け、
いずれも依頼者の方からは☆5の評価をいただきました。
今回はそれらを振り返ってみたいと思います。
決して甘くない、感覚までも変えるような講評
前提として、
講評サービスはココナラにいくつかあります。
僕と同じように匿名でやっている方が多いようです。
(実際、ココナラ経由ではないのですが、
僕もアマチュア時代にこの手のサービスを受けたことがあります)
そんな中でも僕のサービスの特徴は、
一言で言ってしまえば辛口講評。
もちろん良いところも含めてなのですが、
プロ基準、新人賞受賞基準をもとに作品を読みこみ、
「感覚から変えた方がいい」と思ったところも忌憚なく指摘します。
これはサービス説明ページでも明文化しています。
当たり障りない指摘で終わるのではなく、
プロになるための問題点をすべて明瞭に指摘することが、
たとえ一時的にダメージを受けるとしても、
本当に作家さんのためになると思っています。
そのためには僕も真剣に作品に向き合う必要があり、
この二件ではそれぞれ、
読み込みと講評シート作成で10時間以上かかりました。
アマチュアの頃の僕が読みたかったものを書く、
受けたかったサービスを提供する。
この理念はブログでもnoteでもココナラも変わりません。
講評はどちらも「アイデアから変えないと厳しい」
その前提を踏まえた上で……。
僕が行った二つの講評は、
どちらもかなり厳しい意見を突きつけることになりました。
すなわち、
「このアイデアでは受賞できない、
もっと根本的に直さないと厳しい」
という講評です。
依頼いただいた方にはお伝えしたのですが、
これに大きなショックを受ける必要はないと思っています。
新人賞を受賞する作品は応募数のうち0.2~1.0%程度。
「惜しかったけどアイデアは良かった」という作品は
多く見積もっても応募作全体の5%程度でしょう。
95%は「アイデアから変えないと厳しい」という講評になってしまうのは自然なことであり、
大切なのはそこから何を学ぶかです。
何が悪かったのか、なぜそれが悪いのか、
そして次はどうすればいいのか。
一度自分の力でチャレンジしたからこそ、
そして失敗したからこそ、
それは大きな学びのチャンスになります。
通話相談では「アイデアからの作り方、物語の組み立て方」を実演
講評のうち一件では、
講評シートをお返しした後、
通話オプションをご利用いただきました。
通話オプションとは、講評シートを踏まえた上で
作品の改稿などについて相談できるオプション。
作品をより良くするためのアイデア出しなどを想定したオプションですが、
今回は作品の問題点を踏まえて
「アイデアから物語の骨格までをどう作っていくか」を実演することにしました。
依頼者さんが何十時間、あるいはそれ以上考えたであろうアイデアを題材にして
のべろならその題材をどう料理していくかを直接示します。
その手順や判断基準、考え方全般を盗んでもらい、
今後の創作に役立てていただこうというわけです。
その通話は無事に終了し、☆5の評価をいただけました。
そしてこの通話相談。
振り返ってみると、
実はかなり貴重なサービスだったんじゃないかと思っています。
完成したプロの作品は本やweb投稿サイトでいくらでも読めますが、
作品が完成するまでのプロの思考が公開されることはほとんどありません。
その思考に簡単に触れられる、
疑問もその場ですぐに解決できる。
その考え方を吸収できれば、大きな成長につながるはずです。
そこで、サービスを新たに開始することにしました。
作品講評なし、通話相談オンリーのサービスを開始します
作品の講評はなしに、
通話のみで創作の相談や作品のブラッシュアップができる
通話相談オンリーのサービスを開始します。
講評サービスより遥かに手の届きやすい値段設定です。
どんなことを話すかは自由です。
具体的な作品の相談にも乗りますし、
「アイデアが思いつかない」「自分の課題がどこにあるのかわからない」といった悩みにも乗ります。
また、元のアイデアさえ良ければ
受賞を狙えるレベルの物語の骨格を作ることだって可能です。
もちろん通話で出たアイデアなどはご自由に使っていただいて構いません。
また、録音もOKなので、
何度も聞いて思考をしみこませるのもオススメです。
プロデビューに向けて、最短距離を走る
この記事の上の方で、僕は
「一度完成させた作品だからこそ、講評によって欠点を知ることで力がつく」
と書きました。
確かにそれは紛れもない事実です。
一度自分でミスをした方が、
より自分事として体に染みつきます。
とはいえ、ひとつの致命的なミスによって大きな遠回りが起こってしまうのもまた事実。
僕も実は「未然にミスを防げるならそれがベスト」と考える、
最短距離での攻略を好む人間です。
僕が最初に小説を書こうと思ったとき、
「とにかく想像の赴くままに書いてみよう」と思い、
そして1000字ほどでやめました。
「このままでは面白い物語にはならない」
と確信できてしまったからです。
そして、自力で一作を完成させるよりも前に
本屋で創作指南書を買い、読み込みました。
おかげで創作に関する指針が理解できるようになり、
処女作でも上位5%まで選考を突破することができました。
たった一度の相談が大きな失敗を防ぐことがあります。
何より僕自身、いろんな失敗も乗り越えて新人賞を受賞した人間であり、
アマチュアが陥りやすいミスも理解しています。
また、冒頭にも書いたとおり、
講評サービスはかなり時間がかかるため
原稿などが忙しいときは休止していることも多いですが、
通話相談は準備が要らないためいつでも乗れます。
(講評サービスより値段を安く設定できているのもそのため)
ぜひご利用を検討してみてください。
それでは。
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